メモのようなもの

映画と舞台の感想とか諸々

「リボンの騎士」@赤坂ACTシアター

生田絵梨花さん最高!
期待の舞台女優です!!
というか、アイドル畑から舞台俳優になるととりあえずむやみやたらと叩かれがちなのですが、彼女に関しては今回それがなくてむしろミュヲタ(舞台オタではなく、某作品群ファンの方達)ほど高評価でした。
ある程度偏見のある状態でのこの評価ならかなりの実力があると見ていいのでは・・・
そこそこ身長もあるし、いい意味で無味無臭タイプなので舞台方面に力を入れてほしいです、グループ時代からそちらにも力を入れていた48の片山はーちゃんやオカロの成功を見ていると余計思います。


と彼女の絶賛はひとまずここまでにしておいて作品について。
なんとなく盛り上がりに欠けるというか、だらだらしているというか、歌や舞台装置はいいのに筋書きが。
あとサファイア姫ver、ドレスがペラペラで・・・カンパニー自体が女の子の可愛い衣装にはお金をかけない主義なのかなー

ただ音楽はとても良くて、各キャラが歌い継いでるし、キャラにあったメロディーでサントラが欲しいと久しぶりに思ったり。それに合わせて舞台装置も変えてたし、魔界の美術力入れすぎ感が笑。
この価格でこのお金のかけよう、すごい。


キャスト陣、若手青年組は元テニミュ役者で、案の定イケメン。
一番「うっわイケメンさすがテニプリ様だ!」と思ったのは海賊ブラッド役の青木玄徳さんでした。調べたらかの跡部様をされてたんですね。そらイケメンだわ。
勝つのは氷帝負けるの青学!

フランツ王子は幸村やってた方らしく。ものすごく王子様だしいくちゃんの腰に手をまわすし膝枕してもらうのですがもう金髪似合うから許すしかないや・・いや許すってなんだよ

プラスチックは精神幼稚のときのほうが生き生きしてて面白かった。カテコでブーブー連れてきたのはアドリブ?

実力が桁違いだったのはサファイアとヘケートの両母親。
サファイアママはとても高貴で王妃らしさと母の愛に溢れていて彼女の一幕ソロや、サファイアを抱きしめる仕草が印象的でした。
ヘケート母ははいだしょうこ氏。イラストの才能を歌に全振りしたと言われるほどの歌唱力、生で聞くとほんとすごい
彼女の宝塚時代はエトワール話ばかり出てくるのですが、その前年の「黄金のファラオ」のソロも素晴らしいょ・・・
  

チンクの神田愛莉ちゃんはセラミュちびうさ。ショーパンなので生足で走る走る!
男キャストさんもいる分小柄さが目立ってでも実力十分でこれからも楽しみです。


ヘケート桜井玲香さん。
乃木でも歌がうまいほうってくらいのイメージだったのですが。
あのしょうこおねえさんと掛け合いをしても粗があまりなかったし声量もあるし、太ももが大変魅力的でした(オタク)

サファイアいくちゃん。
虹プレよりかなり力をつけていたように見えました。
男モード女モードできちんと声やしぐさを切り替えていて男モードは凛々しくカッコよかったです。
殺陣もしっかりとしているし、歌もかなりうまい。というかほんとうに王子のときのサファイアがすごくカッコいい。
奪還シーンで扉を開けて出てきた時のイケメン具合たるや。
あとほんとーに華奢ですね、アイドルは偉いなあ



これは個人的なことですが、ナイロンの従者岡崎大樹さん、見覚えあると思ったら虹プレにも出演された上にトートダンサーもされてたんですね〜剣の扱いとかもお上手でした。


 冒頭に書いたアイドルの舞台出演、なぜあれを出したかというと来年の帝劇作品を思い出しまして。
48のメンバーがヒロインなのですが、彼女の舞台作品を見ていない方からやたら叩かれるのがどうもモヤモヤしてまして。
彼女は外部出演でそこそこの評価はされてるんですけれどね・・・幕が上がって批判も止めばいいのですが。  
あ、あと虹プレでも気になったけど劇場はコンサート会場じゃないよータオル出したり演者が叩かれかねないことはやめて欲しいです。
そういうのもアイドルが舞台に出る時に叩かれる要因になるんだよ・・・ 

ちなみにミスサイゴンの今回のキムは片山はーちゃんと他トリプルキャストのつもりです。