メモのようなもの

映画と舞台の感想とか諸々

「デジモンアドベンチャーtri. 第1章」がエモすぎた

ここのところ、15〜20年前にやっていた女の子向けアニメのグッズが大人向けにアレンジして発売されたり、プライズが出たり、はたまた再アニメ化や原作の復刻もしている。
どれも当時子供だった私には嬉しかったし今回のデジモン映画も待ちに待った感があった。

1999年からもう16年経って、デジモンの舞台であったお台場も大きく変わった。
そういえばヒカリがデジモンに連れ去られる工事現場も今では代表的なショッピングモールだし、大変素晴らしいアイドルフェスも行われる街になるとは。



このアニメが決定した時、子供達のキャストが変わったのが少し悲しかった。
でも小学生が高校生になるわけだし、そりゃ仕方ない。実際見てたら割とどうでもよくなった。
でもデジモンの声が変わっていなくてすごく嬉しかった。子供たちの名前を呼ぶその声が同じで色々なことが蘇った。好きだったなあ本当に。
あと懐かしい小ネタもあったりして思っていた以上にエモかった。

ストーリーの中で、成長した子供達が今も楽しそうな中で戦うことに悩む太一と、迷はえるヤマトがかつてとは正反対で切ない。
普通の高校生寄りなのはたぶん太一なのかなとは思うけれど。

相変わらずサッカーしてる太一とバンドが音楽性の違いで解散したヤマトと、よりお姉さんになった空の複雑な関係性が面白すぎる。いや、ていうかヤマトと空は・・・え?あれ結構ショックだったのになかったことになったの? 
他の子供達も良い意味で変わらず成長していてホッとしたのですがジョーに彼女がいるのは笑ったw常に受験に悩まされ今回も悩まされてる割にちゃっかりしてるな!
そういや02の映画(ディアボロモンの逆襲)でラスト女の子といたけどあの子かな?

一切新しくしました!ではなくて、映画版の話も盛り込まれていてご新規様向けというよりも当時のファン向け感が強かった。
何よりもOP、ED、進化曲が当時と同じで。
OPEDはアレンジされてたけど良かった。EDがエレクトロ風なのは映画の舞台の頃に人気が爆発した某ユニット意識なのかな?
ED、小さい頃歌詞カード見ながら歌ってたなあ〜ミミちゃん好きだったしね。
進化曲、あの頃は失礼ながら別に何とも思ってなかったけれどイントロだけで当時が蘇って挿入歌にも恵まれた作品だったんだと今更実感した。

EDは次の章はまた違うっぽいけれどkeeponなら嬉しい。


キャラデザは違うし、思うところもあるけれど、残して欲しかったことは残していていい意味での新作だったと思う。
大人たちの必要性がアッシー的なこと以外ぶっちゃけ見当たらないので、次回そこの描写があると良いな。あと02メンバーはどうなったのかも気になります。