メモのようなもの

映画と舞台の感想とか諸々

デッドプール

★★★☆☆
 

マーベルコミック原作の人気作「X-MEN」シリーズのスピンオフで、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」に登場した異色のヒーロー、デッドプールを主役に描くアクションエンタテインメント。好き勝手に悪い奴らをこらしめ、金を稼ぐヒーロー気取りな生活を送っていた元傭兵のウェイド・ウイルソンは、恋人ヴァネッサとも結婚を決意し、幸せの絶頂にいた矢先、ガンで余命宣告を受ける。謎の組織からガンを治せると誘われたウェイドは、そこで壮絶な人体実験を受け、驚異的な驚異的な治癒能力と不死の肉体を得るが、醜い身体に変えられてしまう。ウェイドは、赤いコスチュームを身にまとった「デッドプール」となり、人体実験を施したエイジャックスの行方を追う。「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」でも同役を演じたライアン・レイノルズが、毒舌家で自己中心的という型破りなアンチヒーローデッドプールに扮した。全米ではR指定作品として記録的な大ヒットを飛ばした。監督は、視覚効果分野出身で今作が初長編作となるティム・ミラー。(映画.comより引用)

まずそもそもなんですけれど、わたしはアメコミヒーローのことを全くと言って良いほど知りません。
スパイダーマンは見たことあるけれど他は名前くらいしか。
なのでこれはアクションシーンの大音量が苦手でアメコミヒーローを知らない人間の感想と思っていただければ。


1 知識なしでも楽しめる展開
これは割と大きかった。
確かに他のヒーローとの比較?はありますが知らなくても笑ったりできる程度に抑えられているし、スムーズに理解もできるので良かった。
あと、なんだかんだでヒーロー物らしいところはきちんとあってギャグで完結させなかったのもさすがマーベル(よく知らない)。

2全身○○ネタはまだ可愛い吹替版の威力
下ネタのオンパレードな本作。
公開直前に日本オリジナルのデップーからのコメント動画が配信されました。若い子向けでは大統領候補の不動産王をネタにし、女性向けには自分のスーツは○○製と言い出す期待通りな内容。
で本編はそれを軽く超えた下ネタっぷり。吹き替えで観たからなのかもしれませんが
ピー音なしでよくぞここまで・・・
まあ映像でもガッツリなのでそりゃ年齢指定もされるわ・・・


3キャラクターの個性がわかりやすい
1で内容が初心者でも理解しやすいと書いたけれどキャラクターも同様。
ちゃんと一言でそのキャラクターを表現できるほどんかりやすい。 
個人的にはちょこちょこ出てくるインド人運転手と黒人おばあちゃんが最高です。 
あとヒロインがほんとうに良い女!見た目も美人ですが中身もとても素敵。彼女がいるからこそデップーはヒーローであるんだと思ってしまうほどでした。

4ポップコーンはいかが?なあの子 
そう、あの子。
本編に定期的にあのキュートな顔やキュートなお名前が出てきます。
日本が生んだ世界的人気の猫ちゃん、ハローキティさんはヒーローの心をも掴んだようです。
ちなみにデッドプール公式ツイッターが唯一フォローしているのはキティさんです。
わたしのかつての趣味は全国キティちゃんグッズ集めです(どうでもいい)


5過去の話は・・・
デッドプールが現在ヒーローとなるに至った過程も描かれます。丁寧とはいえ長いし、過去パートがガッツリあるというよりもブツ切りでちょこちょこ出てくるのが残念でした。
ええここで?!ってタイミングもあるし、これがどうしても気になった。



というわけでアメコミ映画の感想を書きました。
同時期に公開されていた日本の変態ヒーロー映画は見れなかったのですが
下ネタは世界共通ってことがよくわかりました!世界は一つ!!