メモのようなもの

映画と舞台の感想とか諸々

君の名は

★★★★★


今年見るべき映画!シンゴジラもだけれど。
日本のアニメ映画といえば宮崎駿監督で、細田監督も新海監督もとても素晴らしいけれど、
まだオタク向きとかから抜け切れていない印象でした。(時かけは違うけれど、あれはそもそも原作がきちんとあるので・・・)
けれど大ヒットの君の名は。は、なんとなくそれを超えていきそうでした。



まずもう映像美。
圧倒的で、秒速でも思ったのですが光の使い方が本当にうまい。
今回の彗星描写も美しかった。空も美しくてそれだけで感動。
そして前半のコメディ気味の、入れ替わり作品らしい物語から後半は一気にシリアスになる切り替わりもとても良かった!!

そうそう、俳優さんたちの演技も素晴らしかった。
主役の神木くん、ジブリ作品にもよく出ているしまぁうまいだろうな、と予測はできたものの中身三葉時の女の子声が超かわいい笑
同級生が可愛かった、と照れるのも納得。
ヒロインの上白石さんもストレートで、そして彼女の演技がクライマックスの感動を際立てていました。本当にもうね・・・

で!このお二人ももうとーぜん良かったのですが、主人公瀧の気になるバイト先の先輩が大人の色気のある声でどなたかなあと思っていたら!
好きだ・・・清純派から演技派になって、声だけのお芝居もこなせて、でもお美しい、最高でしょ・・・ 
あとおっぱい連呼する妹が谷花音ちゃん。いいのか?いいのか?


組紐や御神体などもとても良い使われ方をしていましたし、必要以上に描きすぎないのもよかった。
三葉の家族の話とか、もっと描かれるパターンもありそうなのにそこを省いていて主人公2人に話を限定していたのでとっちらかりすぎなかった。


本当、評価も高いし見て損もなかったし、よかった・・・